7)日本曹達 4041
◎ トラさんの解説(推し株理由)
注目銘柄からすぐに保有銘柄になる予感!
「日本曹達(にほんそーだ)は独自の精密有機合成技術を持つ、研究開発型の化学メーカーで、トラさんの注目ポイントは、・機能性化学品事業=半導体フォトレジスト材料(←特にここに注目※)、・環境化学品事業=水処理剤、光触媒など、高付加価値な事業が多いこと。また、四季報によると、【新規事業の動物用医薬品は福岡の創薬ベンチャーに追加出資、農薬子会社ニッソーグリーンを吸収合併、新薬開発に一層注力】と新規事業にも期待ができることです。
ニッチ分野+高付加価値+最先端分野、つまり儲かる企業で財務健全。
昨今の中東情勢で、原材料(ナフサ)の動向を見極めながらも、インカムゲイン+キャピタルゲインの二刀流が期待できるので、早速買い増し準備に入ろっと。
※なぜ、日本曹達の半導体フォトレジスト材料が重要なのか(超簡単に言えば)
同社が材料供給を止めれば、世界の最先端半導体生産がストップしかねないほどのチョークポイント(急所)を握っているからよ。
1. 会社の特長
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独自のニッチ技術: 農薬(殺菌剤、殺虫剤など)や医薬添加剤、機能性材料など、独自の技術力が求められる分野で高いシェアを持っています。
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グローバル展開: 売上高の半分以上が海外であり、特に欧米やアジアでの農業関連ビジネスが強みです。
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安定した収益基盤: 世界的な食料需要の増加に伴い、農薬事業が安定したキャッシュカウ(収益源)となっています。
2. 会社の歴史
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1920年創業: 当初はソーダ工業(食塩水の電気分解による化学製品製造)からスタートしました。
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多角化の歩み: ソーダ製品から始まり、戦後はその技術を応用して農薬、医薬品、高分子材料へと事業を拡大。
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現在: 2020年に創業100周年を迎え、現在は「農業」「健康・医療」「ICT」「環境」を重点分野とする高付加価値化学メーカーへと進化しています。
3. 一株当たり配当金と配当利回りの推移
近年、同社は**「DOE(自己資本配当率)4%程度」**を目標に掲げており、積極的な還元姿勢が目立ちます。
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配当金: 2020年3月期の80円から、2023年3月期には220円(特別配当含む)まで急増。2025年3月期・2026年3月期の予想も140円前後と、高い水準を維持しています。
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利回り: 過去数年は4%〜5%台の高水準で推移することが多く、高配当株としての認知度が高まっています。
4. 株価の推移
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長期トレンド: 2010年代は1,000円〜2,000円台で推移していましたが、2021年頃から業績拡大と増配発表を受けて上昇。
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直近: 3,500円〜4,000円付近での推移となっており、高値圏を維持しつつも、成長の持続性を見極めるボックス圏の動きが見られます。
5. 売上高と営業利益率の推移
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売上高: 1,400億〜1,700億円規模で堅調に推移。
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営業利益率: おおよそ 10%〜15% 程度。化学メーカーとしては比較的高水準であり、これは汎用品ではない高付加価値製品(農薬など)が利益を牽引しているためです。
6. 期待と懸念点
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期待: * 世界的な人口増に伴う「食料増産」ニーズによる農薬の需要拡大。
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半導体材料や二次電池材料など、次世代の成長分野への投資加速。
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懸念点: * 為替(円高)による利益押し下げリスク。
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原材料(ナフサ等)の価格高騰。
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新薬開発が遅れた場合、既存製品の特許切れや競合台頭の影響を受けやすい点。
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7. 現在の指標(2026年3月時点目安)
市場環境により日々変動しますが、概ね以下の水準です。
| 指標 | 数値(目安) | 評価のポイント |
| 配当利回り | 3.8% 〜 4.1% | 市場平均より高く、インカムゲインが魅力。 |
| ROE | 約 8.0% | 自己資本を効率よく使えている(目安の8%ライン)。 |
| 流動比率 | 200%超 | 短期的な支払い能力は非常に高く、財務は健全。 |
| PBR | 約 0.8 〜 0.9倍 | 1倍を割っており、解散価値より安く評価されている(割安)。 |
| PER | 11 〜 13倍 | 市場平均(15倍程度)と比較しても割安な水準。 |
[!NOTE]
日本曹達は、財務が非常に強固で、配当への意欲も高い「安定成長・高還元」銘柄と言えます。PBR1倍割れを解消するための自社株買いや、さらなる成長投資が今後の注目点です。


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