2)三菱商事 8058
0. トラさんの解説(実績)
・購入価格 2,520円(2024/11/28購入)
・現在株価 5,211円(2026/3/13 現在)
◎評価差益 +106.78% (笑) 約2倍 (キャピタルゲイン)
◎実質配当利回り 4.36%(笑)高配当 (インカムゲイン)
子供(就職人気ランキング常連)にも、親(子供を就職させたい)にも人気な鉄板銘柄。高配当株式をはじめた初期に購入した銘柄としては、安心感で買った銘柄でした。約1年4か月経って、自分の予測に近い株価になってきた。今後も、注目している「アンモニア」への投資では、将来的に稼げるようになるのではないかなと見ています。保有株式として、最初の解説なので、まずは成功体験(笑)を掲載します。
1. 会社の特長
三菱商事は、全世界に広がるネットワークを持ち、エネルギー、金属、食品、資材など、あらゆる産業に関わる「総合力」が最大の武器。
- 「川上」から「川下」まで: 天然ガスの掘削(川上)から、ローソンの運営(川下)まで、バリューチェーン全体を支配するビジネスモデルを展開しています。
- 強固な収益基盤: 特に「金属資源(原料炭・銅)」と「エネルギー(天然ガス)」という資源分野に強みを持ちますが、近年は非資源分野(DX、次世代エネルギー、消費関連)にも注力し、バランスの取れた収益構造を目指しています。
2. 会社の歴史
19世紀、岩崎弥太郎が設立した「九十九(つくも)商会」を源流とし、三菱グループの中核として発展。
- 戦後の解体と再結集: 第二次世界大戦後、財閥解体により分割されましたが、1954年に旧三菱商事の系譜を継ぐ各社が合流し、現在の姿となりました。
- 投資会社への変貌: かつては「口銭(手数料)」を稼ぐトレーディングが主でしたが、現在は自ら事業に出資・経営し、配当や事業利益を得る「事業投資型」の商社へと進化しています。
3. 一株当たり配当金と配当利回りの推移
三菱商事は「累進配当政策(減配せず、維持または増配する)」を掲げており、株主還元に非常に積極的。
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年度 |
1株当たり配当金 |
配当利回り(目安) |
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2023.3 |
60円(株式分割調整後) |
約3.5% |
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2024.3 |
70円 |
約2.8% |
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2025.3 (予) |
100円 |
約2.2% |
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2026.3 (予) |
110円 |
約2.1% |
※2024年1月に1株を3株にする株式分割を行っています。利回りは株価上昇に伴い、以前よりは低めに見えますが、増配額自体は大きくなっています。
4. 株価の推移
2020年にウォーレン・バフェット氏が日本の商社株を購入したことをきっかけに、世界中の投資家から再評価されました。
- 長期トレンド: 右肩上がりが続いています。2024年の分割後も、新NISAや自社株買いの発表を追い風に堅調に推移しており、現在は5,000円〜5,500円前後のレンジで取引されています。
5. 売上高と営業利益率の推移
商社は「収益(売上高)」の規模が非常に大きいのが特徴ですが、利益率は市況(資源価格)に左右されやすい側面がある。
- 売上高: 年間18兆円〜21兆円規模で推移。
- 営業利益率: 連結ベースで4%〜5%前後(商社は売上規模が巨大なため、利益率は製造業より低く見えますが、純利益の額は日本トップクラス)。
6. 期待と懸念点
- 期待:
- DXとGX(グリーントランスフォーメーション): 次世代エネルギー(水素・アンモニア)への巨額投資が将来の柱として期待されています。
- 株主還元の継続: 累進配当に加え、継続的な自社株買いによる株価下支え。
- 懸念点:
- 資源市況の変動: 石炭やガスの価格が急落すると、利益が大きく削られるリスクがあります。
- 地政学リスク: 世界中で事業を展開しているため、紛争や制裁の影響を直接受けやすい点です。
7. 現在の指標(2026年3月時点・目安)
「四季報」を読む際に役立つ現在の代表的な数字。
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指標 |
数値 |
評価のポイント |
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配当利回り |
約 2.1% |
以前より低下したが、増配傾向は継続。 |
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ROE(自己資本利益率) |
約 12~15% |
効率よく稼いでおり、日本企業の中では高い水準。 |
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流動比率 |
約 120%以上 |
短期的な支払い能力に問題なし(健全)。 |
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PBR(株価純資産倍率) |
約 1.4~1.6倍 |
かつては1倍割れでしたが、市場の評価が高まり上昇中。 |
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PER(株価収益率) |
約 10~12倍 |
市場全体と比較すると依然として割安感があります。 |


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