トラさんの実績と解説
・購入価格 1,990円(2025/1/6購入)
・現在株価 4,675円(2026/3/18現在)
◎評価差益 +134.92%(笑)
◎実質配当利回り 5.22% (笑)
非の打ち所がない、優等生の代表格。日本の政府が黄金株を持ち、国策で資源大国ニッポンを牽引、しかも割安で高配当とくれば、買わない選択肢がない。2027年までの中期経営計画では、成長ドライバーのLNG(液化天然ガス)事業などへ、3年間で1.8兆円以上の投資、60%以上の事業成長を達成、それにより株主還元にも貢献、総還元性向50%以上を目指すだって。
買わない選択肢がないね
INPEX(1605)について、最新の2026年3月時点のデータに基づき、分かりやすく図解イメージを交えて解説します。
1. 会社の特長:日本最大のエネルギー開発企業
政府が筆頭株主(黄金株を保有)であり、日本のエネルギー安全保障の要となる企業です。
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石油・天然ガス開発(上流): 世界各地で資源を探査・開発。特にオーストラリアの巨大LNGプロジェクト「イクシス」が収益の柱です。下流の代表は「石油元売り最大手ENEOSなど」
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低炭素化への注力: 水素・アンモニア事業や、CO2を回収・貯留するCCS/CCUS技術など、次世代エネルギーへの投資を加速しています。
2. 会社の歴史:国策からグローバル企業へ
日本の資源確保のために設立された経緯があり、現在も政府との関わりが深いです。
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1966年: インドネシア石油開発として創業。
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2006年: 国際石油開発と帝国石油が経営統合。
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2018年: 悲願だったオーストラリア「イクシスLNG」の生産を開始。自社が主導(オペレーター)として関わる世界級プロジェクトです。
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現在: 2021年に社名を「INPEX」へ変更。ネットゼロカーボンを目指す方針を掲げています。
3. 売上高と営業利益率の推移
資源価格(原油や天然ガス)と為替に業績が大きく左右される「市況関連株」の代表格です。
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売上高: 約2.1兆円 〜 2.3兆円規模。
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営業利益率: 約50%前後(極めて高い水準)。
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開発投資が巨額な分、一度生産が始まると利益率が非常に高くなるのが特徴です。現在は油価の落ち着きにより、微減収ながら高水準を維持しています。
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4. 株主還元と株価の推移
近年、最も投資家から評価されているのが「強力な還元姿勢」です。
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一株当たり配当金: 累進配当(減配せず増配を目指す)を導入。
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2024年:86円 → 2025年:100円 → 2026年予想:108円 と増配が続いています。
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株価の推移: 2025年から2026年にかけて大きく上昇。2026年3月17日には年初来高値(4,575円)を更新するなど、強いトレンドにあります。
5. 現在の主要指標(2026年3月17日時点)
株価上昇により、かつての「超低PBR」からは脱しつつありますが、依然として健全な財務を誇ります。
| 指標 | 数値(目安) | 評価・ポイント |
| 配当利回り | 約2.4% 〜 2.6% | 株価上昇により低下しましたが、増配が下支え。 |
| PER(株価収益率) | 約15 〜 16倍 | 過去の平均水準に並び、適正評価されつつあります。 |
| PBR(純資産倍率) | 約1.1倍 | 悲願の1倍超えを達成。市場の期待が高まっています。 |
| ROE(自己資本利益率) | 約8.2% | 日本企業の目標とされる水準を維持しています。 |
| 流動比率 | 約150%以上 | 財務基盤は非常に強固で、支払い能力に不安なし。 |
6. 期待と懸念点
期待(プラス要因)
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株主還元の継続: 累進配当に加え、頻繁な自社株買いが株価を支えています。
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資源価格の安定: 地政学リスク等でエネルギー価格が底堅く推移すれば、利益の上振れ要因になります。
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新エネルギーの収益化: 水素・アンモニア事業の進展が、長期的な成長期待に繋がっています。
懸念点(マイナス要因)
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円高・油価安: 為替が1円円高、原油が1ドル安くなるごとに数十億円単位で利益が減る感応度の高さ。
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脱炭素の圧力: 化石燃料への投資制限など、環境規制の強化が長期的なリスクとなります。
INPEXは、現在の「高いキャッシュ創出力」を背景に、安定した配当と次世代エネルギーへの転換を両立させている銘柄です。


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